<< ぬりぬり
インク、モーレツに減る >>
製作過程・3が抜けてたので追記しました(※講座じゃないよ)
2014-05-29 16:04:05  | コメント(4)


 ブログを書くとき、新規にブログを作るボタンが見つからなくて毎回探してしまう私です。こんにちは。
小さい文字リンクで、さりげなさすぎると思うんだ。うん。

 二回目の製作過程晒しをしようと思います。
前と同じで、講座ではなく、自分の製作過程をつらつら晒しているだけなので、参考にならないかと思いますが、楽しんでいただけると幸いです。
使用ツールはSAI99% フォトショ1%となっております。
前回、わりとスっとばしながらの製作過程だったので、今回は前よりはマメにスクショとりました。
スクショはいつもwinshotで撮影しています。
ボタン一発で範囲内をいつでも撮影できるので便利。

今回のイラストはこちら。

 当方の小説「少年と竜人」の主人公、シリウスくんです。
主人公なのに、ちゃんとしたカラーイラストがなかった。

i112276
こんな風になる過程です。

ラフからSAIです。



ペン入れの時、髪のレイヤーだけは死んでも別レイヤーを維持しています。
絶対顔を修正したくなるので、髪が重なっているとやっかいなんです。
髪は一見書き込んであるっぽいですが、わさわさ描いていくだけなので、実はそんなに大変じゃありません。
なにが苦手って、直線とか、メカとか、そういうものなので、ふわふわしてるものはなんぼでもいけます。

↓ に書いた、赤ラインのような回り込んで立体感があるカーブは、丁寧にかけばかくほど良く見える(ような気がする)
個人的なポイントなので、大事にしています。
 


前のときも書きましたが、この、影つけてぼかす、という工程が、私には必須なんです。
立体を把握してないというか、細部ばっかり描きがちなので、まず最初になんとなくでも全体の陰影をやっておかないと、
あとで平べったい絵が完成する仕組みです。
ちゃんと立体を把握している人には無用の工程と言えましょう。







羽はもうほんと、何度も描きなおしました。
でも納得いかないというか。
黄色に青い影をつけてる段階でもうダメなじゃないのと思いながらも、どうしてもその色でいきたくて、ジタバタしました。

あと、↓ の解説に誤字があります。
×脳み
○悩み



あとはもう満足いくまで細部を描いていいですよ、という段階に。
このへんで自分を見失うと、ゴテゴテした絵になっていきます。
それはそれでいいような気もするのですが。私はパッと見て全体がわかる絵が好きなので、あとで消したりします。



完成ー
実は ↑ と ↓ の間に、フォトショップでの工程が挟まっているのですが、スクショがなかった。
主線のレイヤーをもうひとつふやして、明るい色にしてぼかしたものをオーバーレイで乗せています。
SAIでもできるのですが、SAIの選択範囲機能に「近似色の選択」がないので、ここだけフォトショに行っています。

i112276
三回クリックすると、作業サイズではありませんが、でっかくなると思います。


オマケ ペン画

西洋麒麟さん
i112282
こちらもクリック数回で、でっかくなります。
腱鞘炎になるかと思った。


以上、製作過程でした!

ひなたぼっこさん

いらっしゃいませー!
あたらしいコメント欄かきにくいな!

解像度、印刷とかしない人は、あんまり気にしなくても大丈夫なのですが、カラーで印刷する場合は350!って覚えておくといいですよ!
モノクロの場合は600ないと厳しいです。
単純にピクセル数の問題なので、自分に描きやすいサイズが見つけられるといいですね。

ボールペン画をガリガリやってるときは、中指で筆圧を加減してるので、中指だけ腱鞘炎っぽくなります。
実はペンの持ち方が人と違っている私。

他の人の作業風景って、ためになるし見ていて楽しいですよね。
私の絵はわりと細かいとこをねちっこく描くタイプなのですが、その分ラフが苦手なので、長所でもあり短所でもあります。
ひなたぼっこさんもぜひ作業風景晒しちゃってください!
投稿者:黒河亞子  [ 2014-06-06 01:09:57 ]


こんばんは!

すっごく遅ればせながらですが来たかったのでお邪魔しちゃいました…!
講座ではないとのことですが、また黒河さんの素敵なメイキングを見れてとても参考になりました…!
参考と言っても真似は出来ないですけど…(*^。^*)

最近私もやっと筆とか描き方の模索を始めたところで、謎だ…ってなってたんですが他の方の描き方見るとこういった工程でやっているんだ…ってわかるのがやっぱりいいですね。
しかも今回は全体の工程でとても嬉しかったです(*^ω^*)

あとすごい今更の事かもなんですが、今まで解像度って意識したことなくて、この前初めて350でやってみたら72の時よりとても描きやすかったような気がして…新しい発見的にすごい嬉しかったです…。気づかせてくださりありがとうございました(;O;)

黒河さんの描きこみはいつもすごいなぁ…って思ってるのですが、やっぱりここまで描きこむと腱鞘炎になるかもってくらいの気力が必要なのですね…(;O;)
線画を引く前にまぁしょうがない…とか諦めてしまうどこかのぼっこにもその丁寧さを叩き込んでやりたいです…。

そしてなろうの方も見つけてくださってありがとうございます!
あちらは最近全然行けてないのですが、読む方とコメントの方でまた遊びに行けたらな、と思います。

それではまた遊びに来ますね…!失礼しました^^ノ
投稿者:ひなたぼっこ  [ 2014-06-05 04:12:00 ]


ときかさ実居里さん

絵の描き方は人それぞれすっごく違ってると思うので、他の人の作業風景を見られるのは楽しいですよね。
私はつい細かい部分を先に描いてしまいがちな性質なので、一見すごそうに見えることもあるのですが、
実際は好きなようにやってるだけなんですよ!

ときかささんも、ゴーイングマイウェイでいいと思います。
放り出しても、自分にあった描き方を見つけられればそれで!
十分魅力的なイラストですし、自分が楽しいのがなによりですから!

私も昔、メカとかロボが描けるようになりたくて、プラモとか買ってきたりしたこともあったのですが、ぜんぜんできなくて放り出したことがあります。
あと3Dの、ボーンを入れる工程で放り出し余裕だったなあ!
投稿者:黒河亞子  [ 2014-05-29 23:20:10 ]


どちらの絵も大作ですね!制作過程からして迫力が違います!凄すぎて圧倒されました!!(><;)
描かれるのに、ものすごい労力と時間がかかっているのですね・・・(><;)さすがはプロの絵描き様です!ソフトの使い方が分からず放り出した者←からしたら、ただただもう尊敬!!の一言です!
これだけ描いたら、腱鞘炎になりそうになるのも頷けますよ(^^;)
素晴らしい絵が拝見出来て、眼福でございましたm(_ _)m


投稿者:  [ 2014-05-29 18:11:08 ]